嗚呼パスワード
2007年 03月 15日
シリーズ1作目「ワンダーボーイ」から「モンスターワールド4」までをオリジナルや移植版などを一挙に集めてあります。子供の頃からよく遊んだゲーム達なので、思い出を補完する意味でも価値のある一本。
ご存じの方も多いでしょうが、このシリーズは数え方が厄介です。
・ワンダーボーイ
・ワンダーボーイ モンスターランド
・ワンダーボーイ2 モンスターレア
・モンスターワールド2 ドラゴンの罠
・ワンダーボーイ5 モンスターワールド3
・モンスターワールド4
途中からワンダーボーイという言葉がわりどうでもいい存在になって(笑)モンスターワールドというシリーズにぬるっと切り替わってます。「モンスターワールド4(MW4)」は主人公がガールなので、「ワンダーボーイ」と付けなかったそうで。
シリーズの紹介やゲーム内容は省略しますが、基本は横アクション(モンスターワールドは成長要素がある横アクション)で、まさに当時花形だったジャンルですね。
特に「MW4」の完成度というかまとまり感は特筆モノで、ゴッチウェブのゲーム感想コーナーでも語ってますが、僕が初めて泣いたゲームでした。今やり直しても泣くなあ、きっと。僕はああいう展開に弱いのです。
で、「MW4」は途中でパズルを解くシーンがあるのですが、僕は答えをメモってた記憶が…
ああ!当時のメモ帳発見!答えも発見!
答えの部分はこれから楽しむ方もいらっしゃるでしょうから、モザイクかけました。
これは、いわゆる「パスワード帳」で、セーブ機能がないゲームで続きを遊ぶために必要なパスワードを書き留めておくものです。当時、僕らは当たり前にこういうものを持ってました。
どれ、ためしにちょっと見てみますか…
あ〜、「ドラクエ2」のふっかつのじゅもんが。間違えないようにしっかりと文字を書いた覚えがあります。
おお、「ファザナドゥ」か。懐かしいですね〜。
バツがしてあるのは、間違えてるってコトですね(笑)
たしかね、これパスワードに小さい文字「ゅ」「っ」とかがあるんですよ。間違えやすいっつーの!
どんな気持ちで「だめ」と書いたのか…心中お察しします、当時の自分…ッ!
「いいかげんにアキた オリュンポス」とあるのは、「愛の伝説 オリュンポスの戦い」というゲームです。
「リンクの冒険」風な横アクションRPGでした。面白かったけど、ボス戦が異様に厳しいゲームでした。
いいかげん飽きたんならやるなよ自分(笑)
でも当時は同じゲームをくりかえしくりかえしやってましたねえ。なにせ自由にゲームを買えなかった。
お、これはスーパーファミコン「パイロットウイングス」ですね。「うひょー」は兄の字です(笑)
スーファミのウリだった拡大・縮小・回転機能をふんだんに使ったフライトスポーツゲームでした。
もういやだーーー!(笑)
たしかこのゲームは1回クリアすると高難易度モードが出来るようになって、それを兄と二人でヒイヒイ言いながらやってました。当時の悲痛な叫びが時を超えて今よみがえるのだった!(笑)
あ、もう全然モンスターワールドの話題じゃないけど…まあいいや。
収録タイトルの豪華さといい、えもいわれぬ懐かしさといい(笑)ナイスな1本だと思います。
「パスワードメモ帳」とかも懐かしいですね!
「もういやだー!」のメモがなんとも素敵です(笑
私もドラクエIIでメモをミスって絶望したりしましたね…いい思い出です(笑
この中で一番のオドロキは、SG-1000版の「ワンダーボーイ」でした。
「うお、キャラ全然違う!」
「マップ全然違う!」
「っていうか1面でもうボスがいる!」
とオドロキだらけでした。
あの独特のスクロールにもびっくりでしたねえ。MSXとかX-1とかPC8801あたりのパソコンゲームを思い出しましたよ(笑)
Wiiのバーチャルコンソールのゲームはパスワード入力まで再現してるので、またお世話になるかも?中断扱いでセーブできるんで、実際は書き留めなくても続きができるんですけどね。