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今までスマブラに馴染めなかった僕でも楽しめた!「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」を遊ぶ。

こんばんは、ゴッチです。
発売日からやっていた「スマブラSP」、ようやく一人用の「灯火の星」クリアしました。
いやー長かった!そして面白かった!

イカちゃんを愛でるだけでも価値があるゲーム

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ということで、ここらで本作の感想を書く事にします。
スマブラ同様にこちらも結構なボリューム(長文)でお届けします。
いえね、書いた後に長すぎるなと思って推敲して、これでも短くしたんですけども(汗
お時間に余裕があるならどうぞです。

※ご注意:
僕はオンライン対戦はやってません。
友達との対戦もしてないので、これは「一人で遊んだ感想」です。

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Nintendo Switch「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(以下スマブラSP)」は、おなじみ「スマブラ」のスイッチ版。

発表当初は「スマブラ for Wii U」の完全版的な物と思われていたけど、蓋を開けてみれば完全新作と言って良い内容。
なにしろ過去に参戦したファイターが全て登場!
さらに本作で新たに参戦するファイターも含めると総勢74体。

ステージ数は100以上、BGMは800曲以上と、もうとにかく数字がスゴいことになってます(笑)
DLC分も含めるとさらに数字が増えるわけで…





僕は初代スマブラからWii U版以外のスマブラを買って遊んでます。
でもスマブラに特に思い入れはありませんでした。

買う前は期待していたのに、やってみると思っていたほど楽しめない。
理由をいろいろ考えたんですが、「これ」というものがない。
スマブラは基本的に対戦ゲームだから、対戦相手が居ないとつまらん、というのが一番の理由かもしれない。
そんな感じで、僕にとってこれまでのスマブラは「買ったけどあんまり楽しめなかったなあ」という感想でした。

でも、今作も発売が近づくにつれやっぱり気になってきたので買いました。
なんかね、周りが「スマブラ出る!うおおお!」って盛り上がってると「お、俺も買う〜!」ってなっちゃうんですよね(笑)

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で、今作はどうなのかというと、


過去最高に楽しめている

と思います。


なぜなのか。
考えた末、3つの理由に行き着きました。
3つの理由!」とか書くと、いかにも「目を引く見出し」的な感じで個人的には嫌いなんですが(笑)

まあともかく、3つの理由で僕はスマブラSPを楽しめてるわけです。
それがこれ。

・スイッチがゲームをやる事への敷居を下げている
・マイキャラを決めて、操作に慣れた
・「灯火の星」がRPG的面白さで一人で遊んでも十分楽しい





では各理由について解説します。
まずはひとつめの理由。
スイッチがゲームをやる事への敷居を下げている」について。

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スイッチの場所やスタイルを選ばずゲームできる仕様、そしてスリープからの復帰が早いから、とにかくすぐゲームできる。
これが今回僕が飽きなかった理由のひとつ。
「ゲームやろうかな」と思って電源入れて、ソフト起動して、ロードを待って…
この課程が面倒に感じられて、結局ゲームやらなかった経験、ありませんか?

でもスイッチなら爆速スリープ復帰ですぐゲームができるのだ!






次、ふたつめの理由。
マイキャラを決めて、操作に慣れた」について。

僕はジャンプをBボタンにしてます

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「初代からスマブラを遊んでたくせに、お前まだスマブラの操作に慣れてなかったのかよ!」
って思われた方もいらっしゃるでしょうが、ええ、その通りです(笑)

でも今作は「ちゃんと操作に慣れるぞ!」と気合を入れて取り組んだおかげで、ようやくまともにマリオを動かせるようになりました。
いろいろ試した末、これだけファイターがいる中、結局僕は初期キャラのマリオばっかり使ってます(笑)

スマブラの操作は独特で、いわゆる格ゲーとは違うし、アクションゲームとしてもちょっと特殊。
基本操作は簡単だけど、やってみると小技とか多くて奥深い。
スマブラSPを遊んでみて「これ難しい!全然勝てねえ!」と思ったら、きっと操作で躓いているはず。
でもこればっかりは場数を踏まないと洗練されないわけで。

操作に慣れても、「自分を見失わないよう気をつける」、「アイテムの効果を理解しておく」、「ステージに慣れる」とか、覚えるべき事は多いです。

ってことで、僕が思うに、
スマブラを楽しめるようになるには…

独特の操作に慣れる努力が必要
各種情報を体感で覚える努力が必要

ということを身をもって知りました。
いわば「スマブラの作法」を身につける必要がある、と。
これができないと、きっとスマブラというゲームを満足に楽しめない。
これまでの僕がそうだったように。
まあでも難しく考える必要はありません。
普通にスマブラやっていればいずれ身につくはずだし。

スマブラに慣れるには、とにかく試合しまくって場数を重ねる!ですね。





で、3つめの理由「灯火の星」についてですが、その前にちょっとモードの説明。

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今作は遊べるモードが過去作に比べると整理されています。

対戦メインの「大乱闘」、
キャラ毎の専用試合モード「勝ちあがり乱闘」、
多数の相手と乱闘する「組み手」、
そしてスマブラSP独自のモード「スピリッツ」。

とりあえず試合したいなら「大乱闘」、各ファイターにちなんだ試合がしたいなら「勝ちあがり乱闘」、たくさんの相手をまとめてぶっ飛ばしたいなら「組み手」、一人でじっくりやりこむのなら、成長要素や収集要素もある「スピリッツ」。

この中で僕は「勝ちあがり乱闘」や「組み手」で遊びつつも、ほとんどの時間は「スピリッツ」の「アドベンチャー『灯火の星』」を遊んでました。

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ではその「灯火の星」についてです。

「灯火の星」は、マップを移動しながら道を塞ぐ敵とバトルして冒険していくモード。
ストーリー性があるモードですが、デモシーンとか会話シーンみたいなのはほぼなく、基本的にはひたすらマップを歩いてバトルするだけのシンプルなものです。
各バトルはいろんな特殊条件があり、勝利するには一筋縄ではいきません。

多数のゲームタイトルからの豊富な要素を持つスマブラならではの、いろんな条件を組み合わせた遊びを一人用のRPG風クエストモードとして心ゆくまで楽しめます。


リンクさんじゃない人がマスターソードを抜いたりとかする

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バトルだけじゃなくて、冒険するマップ自体にも謎解き要素やクイズなどいろんな遊びが盛り込まれています。
マップの中にはダンジョンというか、ミニマップもあります。
マリオ風のマップ、カービィ風、ゼルダ風、ロックマン風やストII風、悪魔城ドラキュラ風…などなど。


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ラスボスまでの道のりは長く険しいです。
単純に自分の腕前だけじゃとても太刀打ち出来ない条件も多い。

そこで自分のファイターにいろんな能力を追加させる「スピリット」を装備してバトルに挑みます。
大量に手に入るスピリットを成長させたり組み合わせたり、ファイター自身にも追加スキルを付けたりしてファイターを強化しつつバトルを勝ち抜いていきます。

この灯火の星、単純に大乱闘するのとは違う面白さで、かなり夢中になって遊んでました。
いささか尺が長すぎるけど(笑)



各バトルはいろんなゲームをモチーフにしていて、中には「まあ言わんとすることはわかるけどムリあるでしょ」「それってメーカーの人怒らないのかな」というようなネタもあります。


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例えばこれ。
スピリットがアイスクライマーの「コンドル」で、相手がリドリー(赤)。
これ、見た目がコンドルっぽいから赤リドリーを選んだんだろう!っていう(笑)
メトロイドでは凶悪なボスだというのにこの扱い。
まあでもこれはどちらも任天堂のゲームだから、内輪ネタってことで許せるとしても…


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スピリットが「スネークマン」だから、相手はスネーク…
メーカーの壁を越えつつの、どストレートなネタ。
なんかもう、飲み屋で雑談してたら出てきたみたいなレベルのネタだけど、これを実現するために版権関係の担当者の方はかなりの苦労をしたんだろうなあ。
こんな感じのネタが大量に用意されています。


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これはスピリットが「ブランカ」で、相手はドンキーコング(緑色)。
バトルの条件が「体力制」で、相手はアイテムの「スクリューアタック改」を装備。
つまりバトルを格闘ゲームっぽくして、ドンキーはジャンプすると回転攻撃が出るようになってる。
一応ブランカの再現ってわけです。苦しいけど(笑)

この、マジメにバカやってる感じがとても楽しいのです。


上はストIIの世界地図マップ、下はモンハンの森と丘マップ

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中には有名ゲームのオマージュみたいなマップもあります。
見た目だけじゃなくて、ここでの試合も原作ゲームに近い雰囲気の条件になってたりとこだわってる。

とにかくいろんな条件のバトルがてんこ盛りで、これを最後まで遊べば、先述の「スマブラの作法」なんていやでも身につきますよ(笑)


スピリットのョイスは「これ何人がわかるんだよ!」っていうキャラも多い。この辺りはまだ序の口だ…!

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出てくるスピリットは新旧問わずいろんなゲームのキャラが登場して、とてもカオスで賑やか。

それぞれの要素はまとまりがなくメチャクチャだけど、ちゃんと楽しいゲームとして仕上げられていて、ディレクターの桜井さんをはじめスタッフの底知れぬゲーム愛と、こんな荒唐無稽なことを実現させちゃう技術力と地道な努力にただただ「スゲエなあ…」とため息がでます。

「灯火の星」は普通に一本のゲームをクリアするのと同じくらいかそれ以上のやり応え。
これはスマブラファンにはたまらないでしょうね〜。
やりこみプレイヤーにはスピリットの収集要素もあるし。

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最終決戦はやりごたえたっぷりで盛り上がりました!
でもラスボスにとどめを刺したのは、冒険中相当長いこと僕のメインファイターだったマリオじゃなくてドンキーコングでした(汗
うーん、せっかくのラスボス、ここはマリオで決めたかったな…!





次はBGMの話。
僕がスマブラシリーズを買っていたのはBGMが聴きたいからという理由も大きいです。

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過去最多の曲数を誇るスマブラSPのサウンドテスト。
これだけの曲数のゲームミュージックを聴こうと思ったらこの値段じゃ絶対無理だろうし、サウンドテストだけでもスマブラSPを買う価値は十二分にあると思います!

サウンドテストは機能が充実していて、シリーズ毎で聴いたり、好きな曲でプレイリストも作れる。
ブログ書いたり絵を描いたりする時の作業BGMにサウンドテストモードは重宝しますね。






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他にも試合中にカメラを操作してスクリーンショットを撮って遊んだりできます。
しずえさんのスクショに集中線フィルタを入れるだけでも楽しい。

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もちろんスイッチの機能で撮ったスクショをTwitterに上げられるから、僕みたいにブログに使ったりできてとても便利。

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ブログやSNSでスマブラの画像や話題を発信することも含めて「スマブラで遊ぶ」と言えると思います。
うーん、スマブラSP、実に至れり尽くせり。
素晴らしく隙のない出来栄えです。





ピクミン+バーチャファイター+スプラトゥーンというカオスっぷり

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さあ、やっとこの感想のまとめです。
買った時は「そこそこ楽しめるかな」位に思ってたけど、予想以上に夢中で遊べました。
こんなにスマブラが面白いと思ったことはなかったし、これは過去最高に楽しいスマブラだと思う!

「灯火の星」とサウンドテストだけでも十二分に価値があるし、
もちろん対戦ツールとして盛り上がるだろうし、オンライン対戦もあるし、スクショ撮ってSNSに上げたりとか、スピリット集めなどやり込み要素も含めてスマブラSPをしゃぶり尽くそうとしたら時間がいくらあっても足りない位でしょう。

もうこれは間違いなくスイッチ持ってたら買っとけと言いたい…!
…言いたいけど、クセのあるゲームだから、手放しで大絶賛できるかと言うとそうでもない。

スマブラはハマる人とハマれない人がはっきり分かれるんですよね。
僕はようやく「ハマる人」になれたけど、それなりに努力が必要でした。

スマブラSP、今まで一度もスマブラシリーズをやってない人にはちょっと分かりにくいと思います。
初心者向けの説明は入ってるけど、メニューの奥深くにあったりするし。
だけど遊ぶ側のプレイヤーが遊ぶことに能動的になれば、つまり操作やルールを理解して、キャラをそれなりに動かせるように頑張れば、スマブラSPが一気に面白いゲームに感じられますよ!
あと、もちろん登場する原作のゲームを知っていれば知っているだけ楽しめます。
まさにこれはゲームファンに向けた最高の一本。


ゲームに慣れれば最高にスカッと爽快なアクションゲームだ!

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というわけで、
「スマブラSP」、万人にはオススメできないものの、楽しいゲームなので興味があるならぜひぜひ遊んでみて欲しいです!

さてさて、これにてスマブラSPの感想を終わります。
長々と読んでいただき、どうもありがとうございました〜!

by maguro_negi | 2019-02-15 00:00 | スマブラ | Comments(0)

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by ゴッチ