こんばんは、ゴッチです。
いやー「オクト・エキスパンション」、どうにかクリアできました(汗
なかなかしんどかった…
でも、終わってみると「楽しかった!」と思えました。
とは言え、全部のチャレンジをクリアしたわけじゃないんでまだやることはあるんですが…
というわけで、ここで感想を書くことにいたします。
※ご注意※
この記事はゲーム終盤のネタバレを含みます。
ではあらためて、オクト・エキスパンションの説明から。
「スプラトゥーン2」の有料DLCとして配信された「オクト・エキスパンション」。
これは一人用に特化したDLCです。
オクトの舞台はどこかの地下施設。
プレイヤーは記憶をなくしたオクタリアンの実験体「10008号(8号)」。
3号(前作のヒーローモードのプレイヤー)と一緒にタコツボバレー近くを調査中に3号とはぐれてしまったアタリメ指令は、記憶を失った8号を見つけ、共に地下施設からの脱出を試みます。
ところでアタリメ指令と3号はタコツボバレー近くの「ナンタイ山」というところからこの地下施設に来たらしいけど、ナンタイ山…
これ、軟体生物の「ナンタイ」と栃木の「男体山」を掛けたネーミングじゃなかろうか。
栃木にゆかりのある人か山に詳しい人じゃないとわからないネタだな(笑)
で、この「オクト」、ひとことで言えば、
ヒーローモードの高難易度版。
ファミコンで大ヒットした「ロードランナー」の後に高難易度版として出た「チャンピオンシップロードランナー」みたいな感じ。
あれ難しかったなあ…
スプラ2のヒーローモードは初見でもなんとなくノリでクリア出来て、たまに難しめのステージがある位だったけど、「オクト」は初見でクリアはほとんど出来ない位のクセのあるステージだらけ。
何度もやり直し、攻略法を体で覚えていくような作りです。
幸いリスタートは快適なので、繰り返しプレイでもそこまでストレスは溜まりません…が、
遊ぶ時間が有限なおっさんには厳しいな(笑)
難しいけど「も、もう一回!」って気持ちになる
辛いならやめちゃえばいいじゃん、とも思うけど、なんか不思議と繰り返し挑戦しちゃう。
任天堂のアクションゲームはそういうところありますよね。
あと、ヒーローモードを遊んでると、マリオギャラクシーをやってるようなワクワク感を感じます。
要所要所でスーパージャンプを挟む演出が、遊んでいて気持ちいいんですよね〜。
せっかく始めたんだからクリアしたいし、難しいけど面白いから最後までやりたい。
ただ難しいだけだったら、きっとすぐ止めてましたよ(・。・;
エイトカプセルを守るやつ、超ムズイ
ホントに難しいステージは、何度か失敗すると「クリアしたこと」にできます。
僕もエイトカプセルを守るステージがどうしてもクリアできずに頼りました。
攻略情報を見たりしてると、しつこくやっていればいつかクリアできそうな気もするけども…
魚の女子高生…
スプラトゥーンの世界観の良さ、デザインセンスのトンガリ具合は前作、2ともに素晴らしいけど、オクトもやはり素晴らしい出来映え。
地下鉄の雰囲気、乗客の不気味なデザイン、SE、BGM。
いやあどれもスゴい良いんですよね〜!
スプラトゥーンのグラフィックはリアルだけどフォトリアルではない、良く出来たCGアニメ的な雰囲気がとても素晴らしい。
演出の細かい部分もメッチャ凝ってて楽しいです。
今回、アタリメ司令と共にガイド役になるテンタクルズの二人の過去なんかもわかるチャットログ、ただのテキストだというのに、なんだこの楽しさは…!
地上が近づいてきた時のステージのBGMが超カッコイイ!
地下鉄でのステージを戦い抜いて「アレ」を4つ集めると、と地上へ向けて本格的に脱出することになります。
ここはガイド達の通信がメタルギア風で、良い意味で開発の悪ノリが楽しいです。
いやあ、スプラトゥーンの開発スタッフははっちゃけてて良いなあ!
ラストバトルは見事な夕焼けを背景に超カッコイイ曲に乗せてイベントバトル!これはアガる!
手順を覚えてしまえば楽だけど、うまくやれるようになるまで何度もミスってしまいました(・。・;
ラストバトルは「ナワバリバトル」の形でやるあたりがニクイ演出です。
本編のヒーローモードもライドレールが最後の演出に使われてたけど、このライドレールは「俺カッコイイ感」を演出するのにホントに役立ってますねえ。
冷静に考えてみると、ライドレールに乗って的当てゲームをやってるだけだというのにこのカッコ良さ…!
3号の絆創膏が超カワイイ
スタッフロールのデザインセンスや曲も相変わらず素晴らしい。
なんか、さっきから「素晴らしい」って単語をかなり使ってますが、本当にオクトは素晴らしい出来でした。
で、オクトをクリアすると、通常のバトルなどでタコが使えるようになります。
見た目が違うだけかと思いきや、モーションも違うんですね。
タコガールはイカガールよりも女性っぽい動きになってます。
勝利ポーズなどもイカとは別になってるこだわりぶり
別にイカと同じモーションでも誰も文句言わなかったと思うのに別のモーションを仕込むとか、任天堂のこだわり、すげえや…!
雰囲気の違うヒーローモードのステージが増える程度に思っていたけど、世界観やストーリーもここまできっちり作り込んであるとは。
DLC、つまり「もっとやりたい人向け」として作られたわけだからこの難易度というのも納得です。
難しいけど、スプラ2を遊ぶなら、オクトはやっといた方がいいですよ!
これはいいものだ。