最近気軽に遊べるスマホゲーをポチポチやっております。
あのですね、僕はずいぶん前から、
「ゲームはゲーム機で遊ぶもの」と思ってます。
ゲームはゲームをやるためのハードで遊ぶのが一番快適である、と。
この考えは今でも変わらないんですが、最近衝撃的だったのは、
シューティングとスマホの相性が思っていた以上に良かった
ということです。
もちろんシューティングもゲーム機で、レバーやゲームコントローラで遊ぶのが最高の環境だと思うんですが、スマホのタッチ操作でも案外いけちゃう。
物理的なコントローラにこだわる人じゃなければこれで十分だと思えてしまうんですよね。
「ダライアスバーストSP」とか「怒首領蜂大復活HD」を遊んでみて、そう感じました。

ということで、今回もシューティングです。
タイトーの名作「レイフォース」!
格ゲー全盛期のころ、確かスパIIXとかネオジオの各種格ゲーなんかが盛り上がっていた頃、ゲーセンの片隅にあったレイフォース。
そのころ僕は専門学生で、毎日代々木や新宿をうろついていたんですが、格闘ゲームはそれほどやってませんでした。
友達とゲーセンに行っても、僕は黙々とこの「レイフォース」とか「ダライアス外伝」をやってたりしましたねえ。
宇宙から大気圏突入して地球へ降りる!

それまではしばらくシューティングを遊んでなかったけど、このレイフォースは演出がやたらとカッコ良く、そこに惹かれて遊び始めて、そのうち絶妙なバランスとか軌跡がキレイで爽快なロックオンレーザーの虜になっていきました。
セガサターンに「レイヤーセクション」として移植されたら即購入し、アーケードモードを自分が横になりながら遊んだものです(笑)
っていうのも、通常のモードだとあのかっこいいラスタースクロールの演出が簡略化されるんですよね。
アーケードモードならラスタースクロールがしっかり再現されるんで、出来る限り自分が横になって遊んでました。
友達の家に行って遊ぶ時も、友達の家のソファに寝そべって遊んだり。

さて、iOS版レイフォース。
ARCADE MODEはまさにアーケードの再現で、オープニングのデモ、操作説明やコインを入れるところまで再現されてます。
アーケードモードだと自機の移動速度がアーケード版同様なので、タッチ操作だと感覚のズレみたいなのがあってちょっとやりにくいですかね。
一方のRemix MODEは、指を動かした速度で自機が動く「相対移動」になっていて、こちらは非常に操作しやすいです。
場面によってはズルイくらいの挙動で素早くロックオンできてしまうけど、まあスマホゲームってことで、そこは良アレンジと言って良いでしょう。

ロックオンレーザーはオートとマニュアルが選べて、オートだと最大ロックオンで発射。
最大までロックしなかった場合はロックオンして一定時間経つと発射って感じです。
アーケードやサターン版を遊んでた僕としてはマニュアルの方が快適かなあ。
でもオートだと指一本で遊べるという良さがありますね。
ボタンは画面の左右どちらでも設定できます。
画面サイズはORIGINALとZOOMの2種類。
ORIGINALにすると画面に余白が出るので、そこを「指置き場」として操作に使えます。
ケイブシューでもおなじみの「指置き場」、これってひとつの発明ですよねえ。
「相対移動」と「指置き場」でスマホのシューティングは抜群に快適になりましたよね。
これらを考えた人天才!
まあこのレイフォースのORIGINAL画面は正直ちょっと小さいなあと思いますが(^^;

忙しい方のために、エリアセレクトも完備。至れり尽くせりだ。
これでふと「5面の高速道路のところやりたい!」と思っても大丈夫!
BGMはアーケード版のみの収録。
聞き慣れたサターン版も入ってると嬉しかったけど、まあいいか。
6面の「横の壁」もきちんと再現

いやあしかし、見事な再現具合です。思わず初回プレイでエンディングまで突っ走りました。
ただしコンティニューしまくりましたが(^^;
攻略のパターンがもはやうろ覚えでして…
熱中して遊んでたのって何年前だ…?
20年以上前…?そんなバカな…!
エンディングがもの悲しいのもレイシリーズの特徴

各エリアが繋ぎ目無しで繋がっていてストーリー性があるステージ展開、凝った背景の演出、シューティングゲームとしても抜群の面白さ。
タイトーの名作シューティングがお手元で快適に遊べる!
これはかなりナイスな一本ですねえ。
このレイフォースでまたしても「スマホゲーあなどれないな」と思ったのでした。
そして僕のiPhoneがだんだんゲーセン化していってます(笑)