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俺のドリルがうなる!「バイオショック2」で海底探検。

こんばんは、ゴッチです。
2年前、大ハマりした「バイオショック」の続編、「バイオショック2」が先日発売になりました。
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Xbox360版をさっそくゲッツ!
ガッツリと遊んで、こないだめでたくクリアしたのでちょっと感想を。
ちなみに前作「バイオショック」の話題はこちら。
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「バイオショック2」は前作同様FPS型のRPG。基本的にはFPSですが、アドベンチャー色が強くて主人公の成長要素があります。序盤は武器も少なくて特殊攻撃もないですが、ゲームが進むといろんなパワーアップを組み合わせて、主人公を自分好みの性能に育てることができます。

「2」というだけあって、設定、世界観、ストーリーも「バイオショック」の続きです。舞台は前作と同じく海底都市「ラプチャー」。でも前作で主人公・ジャックが冒険した場所は出てきませんで、「2」ではその他の地域ってことになります。
前作の冒険でも結構広かったのに、どんだけラプチャーは広いんだよって話です(笑)

「バイオショック2」を遊ぶ場合は、前作「バイオショック」をあらかじめ遊んでおくことをオススメします。
前作から引き続きの登場人物もいるし、バイオショックの基礎知識(ラプチャーは誰が作ったか、どういう人達がいるのか、リトルシスターとビッグダディの存在、物語で重要な要素「ADAM」についてとか)がないと登場人物の話も理解しにくいと思います。
一応BACKボタンから見ることができる「ヘルプ」の項目で、ある程度の説明はあるものの、どうせだったら前作を遊びつつ理解した方が断然楽しいわけでして。
繰り返しますが、「2」を心ゆくまで満喫したいなら前作をぜひ遊んでいただきたい!

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前作は1960年のお話でしたが、「2」の舞台はそれから10年後のラプチャー。
ラプチャーは相変わらずスプライサー達(遺伝子改造の薬でおかしくなってしまったラプチャーの住人)がうろつく廃墟のままでした。

今回の主人公はとあるビッグダディです。

…と、この時点で前作をやったことのある人なら「えっ?」となるトコですね。
あの圧倒的な存在感、足音を聞くだけでビビってしまうビッグダディ、「2」ではそれを操るわけです。
でも主人公のビッグダディはちょっと特殊な型らしいです。
見た目も少しスマートだし、足も速いしジャンプもできる。
武器もいろいろ持ち替えられるし、プラスミド(超能力)も使える。


お話は1958年から始まります、主人公は他のビッグダディ同様に、ADAM採取をするリトルシスター「エレノア」を護衛していたわけですが、そこへシスターの母親という人物が現れます。

直前のスプライサーとの戦闘で催眠状態になっていた主人公は、この母親に言われるがまま、ヘルメットを外して、母親が差し出したピストルを受け取り、こめかみに銃を当てて、引き金を引いてしまいます…


…それから10年が経ち、ある人からの呼びかけで主人公が目を覚ますところからゲームスタート。
あれ?なぜか生きてる?
っていうか10年も寝てたってどういうことっすか?
なんだかいろいろと訳がわからない!
よくわかってないままゲームを遊ばせて、だんだん真相に迫っていく流れは前作同様「うまいなぁ」と思います。
所々区切りはあるけど、続きが気になってついつい止め時を見失っちゃう。
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まあ、ゲーム自体は「おつかいゲーム」なんですが、お話や設定、そして独特のレトロフューチャーなグラフィックが実に魅力的。状況で細かく変化する環境音や効果音も手伝って、まるで自分自身がラプチャーに居るかのような錯覚すら覚えます。
二作目ということで見た目のインパクトは前ほどじゃない…と思っていたけど、うまい演出や水の表現に本気で怖いと思う場面もありました。

前作では、ほとんどの場面をレンチ(殴るだけの武器)で乗り切ってた僕ですが(笑)、「2」では敵の種類や動きも多彩になって、銃やプラスミドを駆使して戦わないと辛いです。
でも今回自分はビッグダディなわけで。
ってことは右腕にドリルが付いてるわけで。

ドリル付いてたら、そりゃ使うでしょう。

殴るだけじゃなくて、Rトリガーを引きっぱなしにするとドリルが回るんですよ!そしてそのまま敵にドーン!
これやるとかなり画面がすごいことになりますが(^^;
「2」では多数の敵との乱戦になりやすくて、気が付くとドリルで大暴れしながら「ぬおおおおお」「うごごごご」とか言ってる自分が居ます(笑)
戦闘の迫力と興奮はドリルのおかげで前作以上ですね!
なるほど、開発の人達はドリルの興奮を知って欲しいから主人公をビッグダディにしたんですね!(←たぶん違う)

今回もビッグダディとの戦闘があるんですが、自分もビッグダディなので、戦闘後は相手のダディが連れていたリトルシスターを自分が引き受けることができます。
これでより一層ダディ気分を満喫できますね!
どうせなら好きなときにうなり声が出せる「うなりボタン」もあったら良かったなあと(笑)
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そして、ダディの他にもビッグシスターという新たな強敵も登場。出現前に予兆があるんですが、これが出ると焦りますね~!


あ、今回はマルチプレイもあるようです。
でも一人用を遊びたくて買ったし、たぶんマルチはやらないかな~。

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ところで、ちょっと不満点があったりします。
ゲーム自体は素晴らしいけど、ローカライズ部分でちょっと。
前作はボイスが日本語吹き替えになっていて、それが実にうまくて良かったんですが、「2」では英語ボイスで字幕は日本語という形になっています。
前作同様に看板や壁の落書きまでちゃんと訳が表示されるのはさすがですが、吹き替えもやってほしかったなあと。
字幕が表示されてすぐ消えちゃう時もあったりしたので、やっぱり吹き替えが欲しかったなあ。
戦闘中に字幕出されても読んでる余裕ないよ!

あと、スプライサーのひとりごととか、一部の場内放送などは字幕が表示されません。この辺も訳が欲しかったですね~。



まあでもそれらを差し引いてもオススメなナイスゲームです。
さあみなさんも「バイオショック2」でレッツ・ドリル!
もし、いずれプラチナコレクションとかでダウンロードコンテンツ全部入り+日本語吹き替え版なんてのが出たりしたら買っちゃう勢いですよ!

いやあ今回も夢中で遊んでしまった。
ちょっと怖いゲームだけど、怖いの苦手な僕でも楽しめたし、なにより独特の世界観と雰囲気、魅力的な設定とストーリーはたくさんの人に知ってもらいたい!

全体のボリュームはそんなに多くないので、思っていたよりも早く終わった感じ。
人によっては物足りなく感じるかも。
そしてビッグシスターに萌えました(笑)

しかし、大したこと書いてないのになんか長文になっちゃってスミマセン(・。・;
全部読まれた方、どうもお疲れさまでしたー。
by maguro_negi | 2010-03-13 01:39 | Xbox360 | Comments(0)

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