初音ミクを描いてみよう その3
2008年 07月 09日
(3)色を入れる
これから色をつけるわけですが、イラレでの塗りはちょっと特殊。
適当に色をひいたレイヤーを一番下に置いて作業していきます。これは塗り残しを確認するためのものなので、最終的には消します。
主線レイヤーの下に色レイヤーを作って、主線からはみ出さないように図形を作って色をつけていきます。切り絵をやってる感じ。
もちろんこれ以外の塗り方もありますが、僕の場合はこの方が早くて編集も楽なので、このやり方でやってます。
用意しておいたミクさんカラーセットから色を拾ってどんどん図形を作っていきます。
イラレでの作業はカラーモードをCMYKにする方が個人的にやりやすいんですが、ミクさんは色合い的にRGBじゃないと色がくすんでしまいそうなので、RGBで作業します。
ざっと色を付けたのがこの状態。最近の僕の絵はこの段階で終わるパターンが多いけど、今回はもうちょっと頑張ります。
影になる部分に、ベースの色より暗い色を乗せていきます。これも切り絵の要領で図形を作っていきます。
ミクさんの体に光が当たると影がどういう風になるのかを想像しつつフィーリングで形を作っていきます。この時ようやく光源を意識します(笑)
うーんと、光源はごく普通に左上、さらに右側からも少し光が当たってる感じにしよう、とこの時決めました。右側からの光は仕上げの時にやることにします。
そんな事をぼんやり考えつつ、影の一段階目が完成。だいぶ絵になってきました。
うるさくならない程度に、部分的にグラデーションを入れたりしました。
髪やテカっているパーツにハイライトを入れます。
僕はめんどくさがりなので、あまり形に沿ったりさせずにザクザクと…
これでキャラ部分はほぼ完成。次からはクオリティアップのための仕上げ作業に入ります。
…というところで今回は終了。まだつづきまーす。